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40年間、ため込んできたプロレスの本棚の備忘録です。

女子プロレス絢爛(けんらん)の90年代。書評レビュー

 

1990年代に行われた女子プロレスの団体対抗戦。

 

対抗戦と言えば、いまだに語り継がれるのは「北斗昌vs神取忍」ですが、他にも名勝負はたくさんありました。

 

表紙に魅かれて、「女子プロレス絢爛の90年代」を読んでみました。

 

 

【目次】

 

【巻頭ロングインタビュー アジャ・コング

アジャコングと言えば、どうしてもブル中野との抗争が目に焼き付いていて、対抗戦のイメージはないのですが、当時はどのような心境だったのでしょうね。

 

ふむふむ、タッグマッチですが、神取ともやっているのですね。ただ消化不良だったようですが…。

 

ダイナマイト関西とは、納得のいく戦いもできていたようです。確かにアジャと戦うとなると、相手もそれなりの体格でないと務まらないかも(^_^.)

 

あと北斗vs神取戦の舞台裏なども書かれています。

 

全体的にみて、やはりトップのヒールレスラーって、本当に頭がクールですよね。冷静に当時の対抗戦ついて語られています。

 

北斗晶という生き方】

日本一有名な女子プロレスラーとも言える「北斗晶」について、本項ではロッシー小川氏が寄稿しています。

 

小川氏が北斗晶の名付け親だそうです。

 

内容については読んで頂くとして、やはり、あの時代の北斗晶は、異質な輝きを持っていましたね。

 

神取忍の仕事の流儀】

北斗晶の次は、やはり神取忍という事になります。

 

意外だったのは、ブル中野を認めていたこと。

 

あと天龍戦についても語られていますね。

 

豊田真奈美×井上京子

対抗戦時代は、まだ若手といった感じの彼女たちのインタビュー記事です。

 

ただ内容的には、対抗戦というよりも…。

 

工藤めぐみ

続いては、FMWのエースだった工藤めぐみのインタビュー記事です。

 

内容については、生い立ちから、全女時代、プロレスを離れていた時期についても語られていますね。

 

そして対抗戦では、ブル・北斗組やアジャ・コング、また神取忍とも対戦しています。

 

私は個人的にファンでしたね。今でもきれいですね!

 

 

カラーページは、ここまでで、中盤以降は、以下の選手達のインタビューを中心としています。

 

 

シャーク土屋選手は、大変だったんですね。

 

その後は、外人レスラー、そして巻末では、吉田万里子選手のインタビューが掲載されています。

 

女子プロレス絢爛(けんらん)の90年代の総合評価は?】

読んでみた感想としては、やはり女子プロレスの第三次(?)ブームという事になるのかなぁ。

 

あの時代は、男子も含めて、どんどん技が過激になって、深いダメージを負いながらも、彼女たちの青春ですよね。

 

一番熱い時代。

 

それを、50才前後になって、改めて振り返って、良い時代を過ごされたのでしょうね。

 

読み始めたら、サーっと読み終わってしまいました。

 

総合評価は、☆☆☆といったところでしょうか。

 

みなさん、引退後も頑張ってらっしゃるみたいです!

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