プロレスの本棚

40年間、ため込んできたプロレスの本棚の備忘録です。

内藤哲也VS棚橋弘至 IWGPインターコンチネンタル戦 2017年6月11日 大阪城ホール

GWも終盤に入りましたが、相変わらず外出自粛という事で、2017年の新日本プロレスを見ています。

 

今回は、2017年の6月に行われた内藤哲也VS棚橋弘至IWGPインターコンチネンタル戦を記事にしたいと思います。

 

 

ボロボロになったIWGPインターコンチネンタルのベルト

 

この試合は、試合前のお互いの舌戦が、最高に面白かったですね~!

 

まず、4月29日に別府で行われた内藤VSジュース・ロビンソンの試合後、棚橋がエアーレターで「あなたのベルトを投げたり、蹴ったりするのは、正直嫌いです」と一拍空けた後で「この野郎!」これは面白かった。

 

本来なら、この後に前哨戦などで、タイトルマッチに向けて盛り上げていく訳ですが、棚橋がけがをしてしまうんですね。

 

試合ができないから盛り上がらない。

 

そこで内藤は更に暴挙にでます。

 

ベルトをリングに上がる階段に投げつけたり、最後は鉄柱にまでぶつけていましたからねΣ(・□・;)

 

その後、6月3日代々木の試合後に両者が再度対峙、「内藤君が【焦んなよ】って言うから、しっかり治療できました」と棚橋。

 

ここで、観客から「棚橋、やめちまえ」とヤジが飛びます。

 

これに棚橋が「えっ何て?はっきり言えよ、この野郎!」とキレます。

 

ライガーが喜んでましたよね!(^^)!

 

「まぁ、見とけよ、大阪城ホール」と棚橋。

 

この後、内藤が再びベルトを放り投げ、それを拾った棚橋が「このベルトは、俺が救います!」と宣言。

 

前哨戦がなくても、これだけ盛り上げるんですから、二人共さすがですよね。

 

そう考えると、棚橋がけがをしたのも、この時観客からヤジが飛んだのも、かえって良かったのかも。

 

というか、逆境さえもプラスに変えてしまうのが、一流のプロレスラーなのでしょうね。

 

 

IWGPインターコンチネンタル選手権 内藤対棚橋

 

さて、いよいよタイトルマッチなのですが、これベルト本当に壊れてますよね。

 

棚橋の右腕には、サポーターが巻かれていて痛々しい。

 

内藤は、当然のように棚橋の右腕を攻めていきます。

 

棚橋は前半から飛ばしていきますね。やはりケガをしていますから、短期決戦狙いなのでしょう。

 

エプロンでの逆ドラゴンスクリューから、場外へむけてのハイフライフロー!これは命中。

 

中盤での二度目のハイフライフローは、まともに自爆×。

 

終盤に入り、スイングブレードーから、三度目のハイフライフロー!

 

惜しくも、カウントは2。

 

最後は、懐かしのテキサス・クローバーホールド。

 

内藤は、デスティーノを出せませんでしたね。

 

現在(2020年)の内藤は、IWGPの二冠王ですが、この頃はまだベルトは必要なかったのかもしれませんね。

 

守るより、攻める内藤でいたかったのかもしれません。

 

内藤については、下記書籍もぜひどうぞ!

 

   

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オカダカズチカ VS 柴田勝頼 IWGP戦 2017年4月

コロナウィルスの感染予防のため、連休中も外出自粛中という事で、撮りためていた新日本プロレスを見ています。

 

今日、観たのは2017年4月に行われたオカダカズチカ VS 柴田勝頼IWGP戦。

 

柴田勝頼は、我々昭和世代の人間からみても、昔の新日本プロレスを感じさせてくれるレスラーですよね。

 

結果は、どうだったでしょうか?

 

 

柴田勝頼 NEW JAPAN CUP 2017 優勝

 

柴田は、2017年3月のNEW JAPAN CUPでバッドラック・ファレを破り、優勝しています。

 

正直、優勝するまでは、オカダとのIWGP戦を選ぶとは思わなかったですね。

 

優勝して「約束した奴がいるんだよ!」といった時は、また後藤なのかなと思いましたもん。

 

「3~4年前かな?」

 

誰々?

 

次の瞬間「オカダー!

 

 えっー!?

 

いや、観たかったけど、理由がわからん。

 

と思ったら、2014年2月に後藤がオカダに挑戦したIWGP戦の後に、「柴田さん、このベルトに挑戦したかったら、NEW JAPAN CUPで優勝してから来い!」と言っていたんですね。

 

それにしても、3~4年越しの挑戦とは、柴田も執念深いですね(^_^.)

 

IWGP前哨戦 タッグマッチ

 

IWGPの前哨戦として、4月4日後楽園ホールでオカダ、ヨシハシ組と柴田、真壁組が行われています。

 

正直、柴田の目にはオカダしか映っていないですよね。

 

真壁も頑張っていたんですけどね。真壁は、どんな試合でもモチベーションを落とさず、与えられた試合をしっかりこなします。

 

それにしても、オカダと真壁は、同じ金髪で、コスチュームも似ているのに、まったく違うタイプのレスラーなんだから不思議です(^_^.)

 

試合後、真壁を破ったオカダが柴田の胡坐(あぐら)ポーズを真似て挑発、誘いに乗った柴田をツームストンで葬ります。

 

「あんたの根性、こんなものですか?しっかり根性見せて下さいよ」ですからね。

 

盛り上がってきましたね(^O^)

 

 

4月9日 両国 IWGPヘビー級選手権 オカダVS柴田

 

リングに立ったオカダを見ると、凱旋した時と比べると、やはり体が大きくなりましたね。

 

あと、さすがに何度もIWGPのベルトを巻いて、防衛戦も何度も重ねてきている訳ですから、貫禄とオーラがありますよね。

 

この年齢でのレスラーとしての完成度は、歴代1位といっても過言ではありません。

 

序盤戦は、エルボーなどの打撃戦、柴田のほうが格闘家として技術は高いですが、やはり体格差がありますから、このダメージが後々の出来事につながってくるのでしょう。

 

中盤戦は、お互いの持ち技が出てきますが、オカダのリバースのネックブリーカーは、まともに入っていますよね。この技が原因なのかも…。

 

終盤に差し掛かる時のバックドロップも…

 

レインメーカーも、倒れずに受け止めてますからね。

 

お互いに腕を話さずにキックとレインメーカーの攻防、最後も柴田は左のエルボーを狙っていたんじゃないですかね。

 

やはり、こういった消耗戦は最後は体格差がでます。

 

かつてのジャンボ鶴田VS天龍戦などを思い出していました。

 

柴田のダメージは、想像以上に大きく、試合後に救急車で運ばれ、「硬膜下血種」と診断される。

 

現在の柴田は、ロス道場のコーチをしているようですが、この試合が原因だったのですね。

 

でも、これだけの名勝負を残して、引退試合の相手がオカダであれば、ある意味レスラーとしては最高なのかも。

 

命は助かった訳ですからね。

 

今後は、海外の若手をしっかり育てて頂きたいですね。

 

柴田勝頼については、以下の記事もどうぞ!

 

wrestling-book.hateblo.jp

 

   

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