プロレスの本棚

40年間、ため込んできたプロレスの本棚の備忘録です。

オカダカズチカ VS 柴田勝頼 IWGP戦 2017年4月

コロナウィルスの感染予防のため、連休中も外出自粛中という事で、撮りためていた新日本プロレスを見ています。

 

今日、観たのは2017年4月に行われたオカダカズチカ VS 柴田勝頼IWGP戦。

 

柴田勝頼は、我々昭和世代の人間からみても、昔の新日本プロレスを感じさせてくれるレスラーですよね。

 

結果は、どうだったでしょうか?

 

 

柴田勝頼 NEW JAPAN CUP 2017 優勝

 

柴田は、2017年3月のNEW JAPAN CUPでバッドラック・ファレを破り、優勝しています。

 

正直、優勝するまでは、オカダとのIWGP戦を選ぶとは思わなかったですね。

 

優勝して「約束した奴がいるんだよ!」といった時は、また後藤なのかなと思いましたもん。

 

「3~4年前かな?」

 

誰々?

 

次の瞬間「オカダー!

 

 えっー!?

 

いや、観たかったけど、理由がわからん。

 

と思ったら、2014年2月に後藤がオカダに挑戦したIWGP戦の後に、「柴田さん、このベルトに挑戦したかったら、NEW JAPAN CUPで優勝してから来い!」と言っていたんですね。

 

それにしても、3~4年越しの挑戦とは、柴田も執念深いですね(^_^.)

 

IWGP前哨戦 タッグマッチ

 

IWGPの前哨戦として、4月4日後楽園ホールでオカダ、ヨシハシ組と柴田、真壁組が行われています。

 

正直、柴田の目にはオカダしか映っていないですよね。

 

真壁も頑張っていたんですけどね。真壁は、どんな試合でもモチベーションを落とさず、与えられた試合をしっかりこなします。

 

それにしても、オカダと真壁は、同じ金髪で、コスチュームも似ているのに、まったく違うタイプのレスラーなんだから不思議です(^_^.)

 

試合後、真壁を破ったオカダが柴田の胡坐(あぐら)ポーズを真似て挑発、誘いに乗った柴田をツームストンで葬ります。

 

「あんたの根性、こんなものですか?しっかり根性見せて下さいよ」ですからね。

 

盛り上がってきましたね(^O^)

 

 

4月9日 両国 IWGPヘビー級選手権 オカダVS柴田

 

リングに立ったオカダを見ると、凱旋した時と比べると、やはり体が大きくなりましたね。

 

あと、さすがに何度もIWGPのベルトを巻いて、防衛戦も何度も重ねてきている訳ですから、貫禄とオーラがありますよね。

 

この年齢でのレスラーとしての完成度は、歴代1位といっても過言ではありません。

 

序盤戦は、エルボーなどの打撃戦、柴田のほうが格闘家として技術は高いですが、やはり体格差がありますから、このダメージが後々の出来事につながってくるのでしょう。

 

中盤戦は、お互いの持ち技が出てきますが、オカダのリバースのネックブリーカーは、まともに入っていますよね。この技が原因なのかも…。

 

終盤に差し掛かる時のバックドロップも…

 

レインメーカーも、倒れずに受け止めてますからね。

 

お互いに腕を話さずにキックとレインメーカーの攻防、最後も柴田は左のエルボーを狙っていたんじゃないですかね。

 

やはり、こういった消耗戦は最後は体格差がでます。

 

かつてのジャンボ鶴田VS天龍戦などを思い出していました。

 

柴田のダメージは、想像以上に大きく、試合後に救急車で運ばれ、「硬膜下血種」と診断される。

 

現在の柴田は、ロス道場のコーチをしているようですが、この試合が原因だったのですね。

 

でも、これだけの名勝負を残して、引退試合の相手がオカダであれば、ある意味レスラーとしては最高なのかも。

 

命は助かった訳ですからね。

 

今後は、海外の若手をしっかり育てて頂きたいですね。

 

柴田勝頼については、以下の記事もどうぞ!

 

wrestling-book.hateblo.jp

 

   

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